顔(単位数は目安)
1．外眼角のシワ
【眼輪筋 片側2U×3箇所＝6U】
2．前額部の横ジワ
【前頭筋 8-10Uを複数箇所に分注(広く均等に)】
3．眉間のスジ
【鼻根筋と皺鼻筋 2U×5箇所＝10U】
4．バニーライン
【上唇鼻翼挙筋 2U×3箇所＝6U】
5．鼻根の横スジ
【皺鼻筋 片側2U×3＝6U】
6．ガミースマイル
【上唇鼻翼挙筋 片側2U】
7．口角の持ち上がり
【口角下制筋 片側3U×1＝3U もしくは片側2U×2＝4U】
8．梅干しジワ
【オトガイ筋 片側2U×2＝4U または頭側1U尾側3U＝4U】
9．エラ
【咬筋 片側10〜40Uを3〜5箇所に分注】
BTX総論
1．溶解方法
生理食塩水で溶解する前にバイアルの空気を抜く(真空を大気圧に戻す)
⇒泡立つとA型BTXのタンパク質の変性や不活性化を生じるリスクが上がる
基本は【1.25mLで希釈(0.1mL=4U)】
生理食塩水で溶解する前にバイアルの空気を抜く(真空を大気圧に戻す)
⇒泡立つとA型BTXのタンパク質の変性や不活性化を生じるリスクが上がる
基本は【1.25mLで希釈(0.1mL=4U)】
2．保存方法
溶解後は冷蔵保存
生理食塩水溶解後4時間で効果の減少が始まるが臨床的な差は生じない
6ヶ月でも優位な効果限弱は認めないとの報告もある
溶解後は冷蔵保存
生理食塩水溶解後4時間で効果の減少が始まるが臨床的な差は生じない
6ヶ月でも優位な効果限弱は認めないとの報告もある
3．禁忌
絶対禁忌：全身性神経筋接合部疾患(筋萎縮症側索硬化症，重症筋無力症，Lambert -Eaton症候群)，ヒト血清アルブミンに対するアレルギー，妊婦，授乳婦
投与注意：2週間以内にアスピリンや解熱剤を服用，スペ口のマイシンやアミノグリコシド系抗菌薬内服中
絶対禁忌：全身性神経筋接合部疾患(筋萎縮症側索硬化症，重症筋無力症，Lambert -Eaton症候群)，ヒト血清アルブミンに対するアレルギー，妊婦，授乳婦
投与注意：2週間以内にアスピリンや解熱剤を服用，スペ口のマイシンやアミノグリコシド系抗菌薬内服中
4．シワ治療
効果的なシワ：前額部，眉間，外眼角，下眼瞼の内側と外側，バニーライン，口周囲，梅干しジワ，プラティズマバンド
効果がないシワ：下眼瞼の横スジ，涙袋のシワ，鼻頬溝，頬骨スジ，頬スジ，鼻唇溝，マリオネットライン
効果的なシワ：前額部，眉間，外眼角，下眼瞼の内側と外側，バニーライン，口周囲，梅干しジワ，プラティズマバンド
効果がないシワ：下眼瞼の横スジ，涙袋のシワ，鼻頬溝，頬骨スジ，頬スジ，鼻唇溝，マリオネットライン
5．治療間隔
治療効果は注射後2-3日で始まり1-2週間で最大になり最大効果は2-4週間継続
2ヶ月で筋力が部分的に回復し始め3ヶ月後には50%以上回復5-6ヶ月後には完全に回復
3-6ヶ月ごとの治療が適切で修正は2週間後が最適(最低でも1週間開ける)
治療効果は注射後2-3日で始まり1-2週間で最大になり最大効果は2-4週間継続
2ヶ月で筋力が部分的に回復し始め3ヶ月後には50%以上回復5-6ヶ月後には完全に回復
3-6ヶ月ごとの治療が適切で修正は2週間後が最適(最低でも1週間開ける)
