眼瞼下垂
眼瞼下垂とは
眼瞼下垂とは、まぶたが重く、目が開きにくいという状態です。まぶたを上げる筋肉の付着部が緩んでいたり、皮膚がたるみすぎることで、まぶたが開きにくくなります。またその両方が合わさることで眼瞼下垂となります。
眼瞼下垂になると通常よりもまぶたを開こうとするのに力を入れてしまい、おでこに力が入り、シワができるなどの症状が出ます。
手術の流れ
医師による診察を行い、眼の状態を診断します。患者様に合わせた適切な手術方法をご提案し、手術日を決めます。手術法や空き次第で当日の日帰り手術も可能です。
手術後1〜2週間は腫れますが、腫れの約80%は1週間で引きます。術後約1週間で抜糸となります。
2週間も経てば腫れはほとんど引きますが、少し腫れた感じが続きます。1ヶ月後に経過観察を行います。
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Step 1【術前】
加齢によって皮膚の緩みが見受けられます。 -
Step 2【術中】
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Step 3【術後1ヶ月】
まぶたの重さが軽減され、眼が開きやすくなっています。
まぶたは眉側の方が皮膚が厚くなるため、形態的な観点でも皮膚の切除は眉下をおすすめします。二重のラインで皮膚を取りすぎると厚い皮膚が二重の上に乗り不自然に見えることがあります。眉下切開は傷跡が残りにくく、合併症も比較的少ない方法です。
手術後の注意点
当院では手術の際、できるだけ小さく切開するよう心がけており、1㎝以下の小さな傷で済めばほとんど痛みが出ないよう努めています。
なるべく早く、綺麗に傷が治るよう、手術後の生活にも注意が必要です。血行を促進してしまうと出血のリスクが高まります。飲酒や運動は控えましょう。
- アルコールの摂取は最低手術後3日間、可能ならば1週間は飲酒を控えてください。
- 運動は、手術当日と翌日は行わないでください。
また、運動を控える期間を更に長く取る方が望ましい場合もありますので、ご相談ください。 - 入浴については手術の翌日からのシャワーが可能な場合があります。
いずれにしても、部位や傷・腫瘍の大きさなどによりこれらの制限の内容や期間は変わってきます。
患者様の状態を見ながら医師がしっかりご説明しますので、不安や疑問などありましたら、お気軽にご相談ください。
料金
眼瞼下垂治療の料金は
料金表よりご確認いただけます。
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